「我が家の宗派でも使える仏壇なのか分からない」「浄土真宗だけれど、このコンパクトな仏壇で問題ないのだろうか」。仏壇を新しく選ぶとき、宗派のことが気になって一歩を踏み出せない方は少なくありません。
近年は「宗派を問わずお祀りいただけます」とうたうミニ仏壇が増えています。この記事では、宗派を問わない仏壇とはどういうものか、なぜ宗派に関わらず使えるのかを、本漆塗りのミニ仏壇「漆恵(うるしえ)」を例に、姫路で8代続く仏壇店がご説明します。
「宗派を問わない仏壇」とは
宗派を問わない仏壇とは、特定の宗派の様式に固定されず、お位牌やご遺影を中心にお祀りできる仏壇のことです。
伝統的な仏壇は、宗派ごとに本尊やお祀りの形式が細かく定められているものもあります。一方で漆恵のようなモダンなミニ仏壇は、装飾や形式を宗派ごとに固定せず、お位牌や写真に手を合わせるという、供養の本質に沿ったつくりになっています。そのため、浄土真宗・真言宗など、宗派に関わらずお使いいただけます。
なぜ宗派を問わずに使えるのか
1. お位牌や遺影を中心にお祀りできる
漆恵は、お位牌をお納めしたり、故人のご遺影(お写真)を立ててお参りしたりする使い方ができます。お写真に手を合わせたいという方にも向いており、形式よりも「毎日手を合わせる」ことを大切にした仏壇です。
2. 装飾を自由に選べる
本体の色(黒・梨地・紅溜・緑・青・ピンクの6色)や蓋の装飾(蒔絵・銀板・金板・カルトナージュ)は、宗派の指定ではなく、故人やご家族の好みに合わせて選べます。家紋を蒔絵で入れたり、故人が好きだった花を描いたりすることもでき、宗派の様式に縛られません。
3. お祀りに必要な仏具がそろっている
セットには、手作りのオリジナルガラスの仏具5種(花立・香炉・灯立・仏飯器・茶湯器)や砂張(さはり)のおりんが含まれます。線香は香炉で、ローソクは花立でお使いいただけます。宗派を問わず、毎日のお参りに必要なものが一式そろっています。
厳密な作法が気になるときは
宗派を問わずお使いいただけるとはいえ、お祀りの細かな作法や、お位牌の取り扱いについては、宗派やご家庭の考え方によって異なります。
たとえば、リフォームで大きな仏壇を処分し、古いお位牌を漆恵に移したい場合など、お寺様への手続き(魂抜き・魂入れなど)が必要かどうかは、菩提寺のお寺様にご相談いただくのが確実です。同じ宗派でもお寺様によってお考えが異なることがあります。仏壇そのものは宗派を問いませんが、ご先祖や故人にまつわる作法はお寺様に従っていただくと安心です。ご不明な点があれば、原田光明堂にもお気軽にご相談ください。
お位牌は納まる?サイズの目安
今お持ちのお位牌を納めたい場合は、内寸を目安にご確認ください。漆恵の本体サイズは横幅32cm×奥行23cm×厚さ6.5cm、A4判ほどの大きさです。仕切りの右側のスペース(内寸)は約21cm×11cmで、4寸程度までのお位牌が納まります。お手持ちのお位牌の高さによっては収まらない場合もあるため、サイズをお手元で測ってからご相談いただくと確実です。
こんな方に向いています
| こんな方に | 宗派を問わない仏壇が合う理由 |
|---|---|
| 宗派がはっきり分からない | 特定宗派の様式に固定されないため迷わず選べる |
| 浄土真宗・真言宗など | 宗派に関わらずお祀りいただける |
| 無宗教だが祈りの場がほしい | お位牌や写真を中心に手を合わせられる |
| お墓じまい・仏壇じまいの後 | 手元供養として小さくお祀りを続けられる |
宗派が分からない、あるいは無宗教だからと供養を諦める必要はありません。大切な方を想い、毎日手を合わせる場所をつくることが、何よりの供養になります。
よくあるご質問
Q. 浄土真宗でも使えますか。
A. はい。漆恵は宗派を問わずお祀りいただけます。浄土真宗・真言宗などの宗派に関わらずお使いいただけます。
Q. 無宗教ですが置いても大丈夫ですか。
A. 問題ありません。お位牌やご遺影を中心に、祈りの場としてお使いいただけます。
Q. 古いお位牌を移すとき、お寺への手続きは必要ですか。
A. ご状況によります。魂抜き・魂入れなどの作法については、菩提寺のお寺様にご相談ください。
Q. お位牌の代わりに写真を飾ってもいいですか。
A. はい。故人のお写真を立ててお参りいただく使い方も可能です。
実物をご覧になりたい方へ
漆恵は兵庫県姫路市(姫路城の近く)の店舗で実物をご覧いただけます。火曜が定休日のため、ご予約いただくとスムーズにご案内できます。遠方の方にはWeb会議でお色味をご確認いただくことも可能です。まずは資料だけ、という方にはカタログを郵送いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
